クラブ・練習器具のお取り扱いについて
下記の「警告」や「注意」事項を必ず守っていただき、安全で快適なゴルフライフをお楽しみください。
弊社クラブをより安全にご使用いただくために、ご使用前に必ず商品の取扱説明書、注意書きまたは弊社ホームページをご確認くださいますようお願い申し上げます。
警告
各部に異常がないか必ず確認
クラブを使用する前には、シャフト、ヘッドのヒビ割れ、シャフト接着のゆるみ、ビスの浮き、グリップのゆるみなど、各部に異常がないことを必ず確認してください。けがの原因となることがあります。
自分にマッチしたクラブの使用
力が強く、体力のある方がシニア向け、レディス用やジュニア用のクラブを使用すると、破損し、けがの原因になることがあります。自分の体力や技量にマッチしたクラブを使用してください。
スイング時は周囲の安全を必ず確認
スイングする場合は、人、樹木、建造物などに触れないよう、周囲の安全を必ず確認してください。人に当たると死亡やけがの原因になります。また、道路や公園など、人通りのある場所では絶対に使用しないでください。
※長尺仕様のモデルは、特に注意してください。
打撃は必ず適切なものを使用
ゴルフボールや打撃練習器具以外のものは打たないでください。また、コンクリートやアスファルト、石など、硬い1ものの上では打たないでください。けがやクラブ破損の原因になります。
落雷は早めに避難
ラウンド中や屋外で使用中、雷が鳴りはじめたら、クラブを体から遠ざけて、なるべく早く安全な場所に避難してください。カーボンシャフトやスチールシャフトは電気を通すため、感電する危険があります。
消耗したグリップは早めに交換
表面がツルツルになったり、スリ減ったり、ヒビ割れたグリップは必ず取り替えてください。スイング中、クラブが手から滑り抜けて、人に当たる危険があります。また、異常を感じた場合は、早めに取り替えてください。
強い衝撃の後は必ずチェック
インパクト時に、強いダフリ(地面への打撃)をしたときは、ネック部やシャフトに異常がないか必ず点検してください。そのまま使用するとシャフトが折れて、けがの原因になることがあります。また、樹木や建造物、石や金属などで衝撃を受けた場合も、必ず点検してください。
パターでのショットは危険
パターは、グリーン上でのパッティングやグリーン周辺からのアプローチ用に設計されていますので、それ以外では使用しないでください。特に、ショットをするとシャフトが折れて、クラブ破損やけがの原因になります。
注意
クラブを保護しヘッドのキズや割れに注意
ウッドクラブは、ヘッドカバーを使用して、ヘッドにキズがつかないよう注意してください。また、大型ヘッドのドライバーは、素材の肉厚が薄くなっていますので、過度な力の集中により割れや凹みが生じることがあります。使用されないときは必ず、ヘッドカバーを装着してください。
シャフトのキズは早めに交換
シャフトを踏みつけたり、衝撃によりキズがついた場合は、早めに交換してください。たとえ小さなキズでも、そのまま使用を続けるとシャフトが折れ、けがの原因になります。
キャディバッグからの出し入れには注意
キャディバッグからクラブを出し入れする場合は、クラブに強い力がかからないように注意してください。また、クラブの入ったキャディバッグの転倒には、特に注意が必要です。
クラブの搬送はキズに注意
クラブを搬送する場合は、すりキズや打ちキズがつかないよう、キャディバッグを利用するなど、包装に注意してください。
シャフトの折れ口は、けがに注意
シャフトが破損した場合は、折れ口には絶対に触れないでください。切りキズや刺しキズを負う危険があります。特に、カーボンシャフトの繊維は、刺さりやすいので注意してください。破損箇所はテープや布などで保護し、シャフトを早めに取り替えてください。
ネックの打撃は破損の原因
極端なヒールショットやネック打ちは、シャフトやヘッドが破損する原因になることがあります。特に、金属ヘッドのネック打ちは、ネック部の曲がりやシャフト折れの原因となります。
クラブを大切に
クラブを踏みつけたり、たたきつけたりせず、取り扱いには注意してください。また、クラブを杖代わりに使用したり、重いものを乗せたり、ぶら下がったりすると、破損やけがの原因になります。
無理な負荷は破損の原因
シャフトの硬さや調子を調べるために、過度の力で曲げたり、ねじったりしないでください。シャフトが破損する場合があります。
参考:(社)日本ゴルフ用品協会 統一取扱説明書(平成18年 作成)
警告
- ゴルフクラブを使用するときには、樹木、杭、ロープなどに当たらないことを確認してください。樹木などにシャフトが強く当たりますと折損し、死亡または重傷事故につながる恐れがあります。
注意
- ゴルフクラブにキズをつけないように取り扱ってください。たとえ小さなキズでも、ショットを繰り返すうちにキズが成長し破損することがありますのでご注意ください。また、チタン等のヘッドは長期間使用した場合、疲労寿命により亀裂、破壊することがあります。
- スイング中にシャフトが肩や背中などに当たるようなスイングでシャフトの一部に過度な力を集中させると折損することがありますのでご注意ください。
- キャディバッグからのゴルフクラブの出し入れの際は、確実に抜き出し、抜く途中でシャフトに強い力を掛けて曲げたり、キズつけないようにしてください。
- ウッドクラブ、カーボンアイアンクラブ、コンポジットクラブにはキズ防止のためにヘッドカバーを使用してください。
【保管方法】
- 高温、多湿の場所は避けてください。
- 直接日光の当たる場所には置かないでください。
- 火に近づけないでください。
- 子どもが取り出して振らないように管理してください。
- 物が落下したり、倒れてこない場所に保管してください。
- 車のトランクの中に放置しないでください。
【初期不良】
- 初期不良の場合に交換対応承っております。
【改造・変更】
- クラブの改造・変更をされた場合、メーカーとして責任は取れません。
メーカー保証の対象外となりますので、ご注意ください。
【事故品について】
- 事故の原因となった商品は、現状のまま保管してください。
【SGマーク】
- SGマークは製品安全協会が安全な商品と認めた商品に表示されるものです。万一商品の欠陥により対人事故が発生した場合には製品安全協会までご連絡ください。けがなどの被害の程度に合わせて補償が行われます。
【お手入れ方法】
- ヘッド
クラブのフェース面、ソールなどに付着した砂、泥、芝などをブラシなどで落とし、さらに乾いた布で、汚れた水分、農薬、肥料などを拭き取ります。その後、市販のオイル、クリーナーをムラなく塗り、仕上げに乾いたきれいな布で磨いてください。 - シャフト
- 乾いた布で泥・汚れ・ホコリなどを拭き取った後、専用のムース、オイル、クリーナーなどを塗り、さらに乾いた布で磨いてください。
- スチールシャフトのサビ防止のために、ご使用後は乾いた布で細かな汚れや水分を十分に拭き取ります。特に雨天使用後は、キャディバッグから出して風通しの良い場所で陰干しをしてください。
- グリップ
乾いた布で汚れを拭き取ってください。ラバーグリップの汚れがひどい場合は中性洗剤で洗い、乾いた布で拭き取ってください。専用のムースなどでのお手入れをおすすめします。レザーグリップは染色技術の関係上、色落ちしますので、雨や汗に濡れた場合は衣服などに触れないようにご注意ください。 - ヘッド素材別お手入れ方法
- 炭素鋼(軟鉄鍛造)
ヘッド素材にはメッキ加工していますが、雨天時などのプレー後にそのままの状態で保管しますと、サビが発生しやすくなります。特にフェース面の溝やキャビティ部分は水分や汚れが溜まりやすいので、プレー後は柔らかいブラシ等で汚れを落とし、乾いた布で水分を拭き取ってください。また軟鉄鍛造の打感を生かしたメッキ加工ですので、クレンザーやスチールウールの使用は表面をキズつけます。メタル専用クリーナーをおすすめします。 - チタン・チタン合金
腐食やサビに強い金属ですので特別なお手入れは必要ありませんが、プレー後は汚れを軽くブラッシングして落とし、布で拭き取ってください。 - ステンレス・アルミ合金等
サビにくい素材ですが、汚れたまま放置したり湿気の多い場所での保管は、サビ、カビを発生させることがあります。サビは少量のクレンザーやコンパウンド、カビは洗剤で落とし、乾いた布で拭き取ってください。 - カーボンおよびカーボン複合ヘッド
素材の特性上、通常使用からかけ離れた加熱により、品質に影響を与えることがありますのでストーブの側など、熱源の近くには置かないようにお願いします。汚れは布で拭き取り、クレンザーやコンパウンドのご使用はお避けください。 - ベリリウム・カッパー、ブラス、タングステンカッパー
素材の特徴として、表面は空気中の酸素によって酸化膜を形成し、時間の経過と共に表面の色が変化してきます。酸化膜は打撃時のボールや芝との摩擦などによって落ちることがあり、時にはキズのように見える場合もありますが、金属本体には影響を及ぼさないものですからご安心ください。表面の酸化膜はコンパウンドなどで簡単に拭き落とすことができます。 - 塗装仕様のヘッド
一般的にメタルウッドは塗装が施されています。打撃時の摩擦や衝撃により塗装が剥げることがありますが、ヘッド本体の素材にはステンレス、アルミ、チタンなどサビにくい金属を使用しており、ヘッド内部まで影響を及ぼすことはないので、ご安心ください。お手入れには、メタルヘッド専用のクリーナーを塗って乾いた布で軽く磨いてください。(クリーナーにはコンパウンド剤が含まれていますので、強く磨き過ぎると塗装が落ちることがありますので注意してください)また、シンナーなどの強い溶剤を使用すると塗装が剥げたり光沢が曇ったりする場合があるので使用しないでください。 - IP(イオンプレーティング)加工のヘッド
IPとは、高真空下でイオン化した金属を飛ばし、その衝撃により金属をコーティングさせたものです。表面硬度は高くキズつきにくい性質がありますが、薄膜になっています。クレンザーや研磨剤の入ったコンパウンドは絶対に使用しないでください。IP加工部にキズがついた場合の再修理加工は対応できませんのでご了承ください。
※カーボンシャフトの表面にIP加工が施されたシャフトも同様な性質があるため取り扱いに注意してください。
- 炭素鋼(軟鉄鍛造)
ウッド形状のヘッド、および中空構造のアイアンヘッドに関して、お手入れの際やまたその他いかなる場合においても、ホゼル、スリーブ、ネジ穴、バッジ部等に液体が入らないようにご注意ください。