【ゴルフのコック対策】ダフリを防ぐ！大森睦弘プロが解説する正しい使い方とスイング改善法

ゴルフでダフリが多く、スイングが安定しないと悩んでいませんか？

そんな疑問に、ゴルフライブ所属コーチの私、

大森睦弘が、動画と合わせて解説していきます。

スイング中のコック（手首の折れ）は、単なる手首の動きではなく、上半身全体のしなりと連動する重要な要素です。特にダウンスイング時のコックの使い方を間違えると、ダフリやミスショットの原因になります。

本記事では、大森睦弘氏が解説するコックを正しく使う方法について詳しく説明し、スイングの安定性を向上させるポイントをご紹介します。

【ゴルフのコック対策】ダフリを防ぐ！大森睦弘プロが解説する正しい使い方とスイング改善法｜動画本編

コックの基本概念と重要性

コックとは、手首を親指側に折る動作のことを指します。しかし、コックは単なる手首の折れではなく、上半身のしなりと深く関係しています。

コックを適切に入れることで、以下のメリットがあります。

• スイングに安定感が生まれる
• 上半身のしなりが増し、飛距離アップにつながる
• ダウンスイングで正しいヘッド軌道を作れる

逆に、コックを正しく使えないと、スイング軌道が崩れ、ダフリやスライスなどのミスにつながります。

コックと上半身の連動メカニズム

コックを適切に使うには、上半身の動きと連動させることが重要です。

大森睦弘氏によると、スイングではてこの原理が働いています。

• 支点：右腕
• 力点：ヘッド
• 作用点：グリップエンド

コックが入ると、左肩甲骨が胸の方向へスライドし、上半身がしなります。この動作がスムーズに行われることで、適切なコックを維持しながら、正しいスイング軌道を作ることができます。

スイング中の体の動きとコックの関係

コックを正しく使うには、スイング中の体の動きを意識することが重要です。

特に、以下のポイントを意識すると、スムーズなスイングが可能になります。

• 上半身の動きは、下半身よりも遅れてついてくる
• ダウンスイング時は、コックを意識しすぎない
• 自然な流れの中でコックをキープする

親指側に折るコックを意識しすぎると、スイングのリズムが崩れ、逆にミスが増えてしまうこともあるため、注意しましょう。

ダフリを防ぐためのヒンジの使い方

ダフリを防ぐには、コックだけでなく、ヒンジの使い方も重要です。

ヒンジとは、手首の角度を変えずにクラブを適切にリリースする動作を指します。

ダフリを防ぐためには、以下のポイントを意識しましょう。

• ボールに向かって意識的にヒンジをリリースしない
• 自然な動きの中でヘッドを加速させる
• コックとヒンジを一連の流れで使う

無理に手首を使おうとすると、スイングの安定性が失われ、ダフリやトップの原因になります。ヒンジはあくまで自然なスイングの中で働かせることが大切です。

まとめ

ゴルフのスイングにおいて、コックは単なる手首の動きではなく、上半身のしなりと連動する重要な要素です。

• コックを正しく使うと、飛距離とスイングの安定性が向上する
• てこの原理を活かすことで、ヘッドスピードが増す
• ヒンジの使い方をマスターすると、ダフリを防げる

正しいコックの使い方を身につけることで、スイングが劇的に改善され、より安定したショットが打てるようになります。

ぜひ、本記事のポイントを意識しながら練習してみてください！

当記事の著作・執筆者情報

講師名

プロフィール

大森 睦弘 オオモリ ムツヒロ

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。 社内の中央研究所や外部機関の客員研究員（東京大学）など、研究開発に従事。 その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。 国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。 卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。 特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。 一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。 さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら、「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。